演繹

一般的な前提・法則から論理的に個別の帰結を導く推論形式。帰納とともに推論の二大形式とされる。

基本構造

前提1: すべての人間は死ぬ(大前提)
前提2: ソクラテスは人間である(小前提)
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結論:  ソクラテスは死ぬ

前提が真であれば結論は必然的に真(妥当な推論)。これが帰納との根本的な違い。

思考実験における役割

思考実験の構造において、演繹は第3段階を担う。反実仮想で設計されたシナリオに既知の法則を適用し、論理的帰結を導出する段階。

例:アインシュタインの思考実験では「光速度不変の原理」と「相対性原理」を前提に置き、「光速で走りながら鏡を見る」という反実仮想シナリオに適用して帰結を導いた。

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