ハーネス

ハーネスとは、LLMを実用的に機能させるための周辺の仕組み全体を指す。馬に例えるなら、馬(LLM)がどれだけ速くても、手綱や鞍(ハーネス)がなければ乗りこなせない。

素のLLMは「賢いが文脈を知らない存在」であり、プロジェクトの構造も、チームの規約も、過去のやり取りも知らない。ハーネスは、この「文脈の欠如」を埋める仕組みである。

4層構造

ハーネスは4つの層で構成される。下の層ほど導入が簡単で、上の層ほど高度になる。重要なのは、下の層がしっかりしていないと上の層が機能しないということだ。

第1層:コンテキスト層

LLMに「何を知っておくべきか」を伝える層。

第2層:ツール接続層

LLMが「外の世界と触れる」ための層。

第3層:エージェント層

LLMが「自分で考えて動く」ための層。

第4層:オーケストレーション層

複数のエージェントが「協調して動く」ための層。

関連