MECE
「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の略。日本語では「漏れなく、ダブりなく」。問題や要素を重複なく、抜け漏れなく分解する原則。
問題解決思考の基礎において横の論理を担保するための基本手法。「本当にそれだけ?」という問いで検証する。
4つの作り方
| 方法 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 二分割(A-Not A) | 対立概念で二分する | 国内/海外、新規/既存 |
| プロセス分割 | 時間・手順の流れで分ける | 訪問→商談→見積→契約 |
| 数式分割 | 数式の構成要素で分ける | 売上 = 市場規模 × シェア |
| フレームワーク分割 | 既存の枠組みを使う | PEST、3C、4Pなど |
Good MECE vs Bad MECE
Good MECE: 重なりなし、隙間なし
Bad MECE:
- Overlap(重複):同じ要素が複数のカテゴリに入る
- Gap(隙間):カテゴリに入らない要素がある
よくある誤用
MECE は「重要な要素を網羅する」ことが目的であり、現実の複雑さをすべてカバーする必要はない。「類似するもの」でのグルーピングは一部の抜粋であることも多い。
Grouping との組み合わせ
MECE で分解した要素を意味ある順序にまとめるのが Grouping。ロジックツリーの横の構造はこの2つで構成される。