ゼロトラストネットワーク

「ネットワークの位置で信頼しない。常に検証せよ(Never Trust, Always Verify)」を原則とするセキュリティモデル。従来の「境界防御型」セキュリティの対概念として位置づけられる。

従来モデルとの違い

境界防御モデル(城壁と堀)

ファイアウォールでネットワークの境界を守り、内側にいれば信頼する設計。「内側は安全」という前提に依存している。

問題点:

ゼロトラストモデル

ネットワークの内外を問わず、すべての接続で認証・認可を要求する。「信頼はデフォルトでは存在しない」という前提に立つ。

核心原則

実装パターン

TailscaleはWireGuardベースのメッシュVPNにゼロトラストの思想を統合した実装例。各デバイスのACL(アクセス制御リスト)でIPアドレスではなくユーザー・グループ・タグで制御する。

ゼロトラストとID中心設計

ゼロトラストでは「ネットワークの場所」ではなく「ID(誰が・どのデバイスが)」が信頼の基盤となる。IdP(Identity Provider)との統合が不可欠であり、デバイスの状態(更新が当たっているか、MDM管理下にあるかなど)も認可判断に使用される。

課題

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